2021年1月26日
2024年1月17日
高血圧の治療目標について

今回は、高血圧治療されている方の目標値についてです。
高血圧によって起こる各種疾患を予防するために、降圧目標が定められています。降圧目標は年齢や基礎疾患によって異なります。
75歳以上の高齢者、両側頸動脈狭窄の認められている脳血管障害患者、尿蛋白陰性の慢性腎臓病患者は、家庭血圧で135/85mmHg以下、診察室血圧では140/90mmHg以下へのコントロールが推奨されています。
一方で75歳未満の成人、両側頸動脈狭窄の認められていない脳血管障害患者、冠動脈疾患患者、尿蛋白陽性の慢性腎臓病患者、糖尿病患者及び抗血栓薬使用中の患者は、家庭血圧で125/75mmHg以下、診察室血圧では130/80mmHg以下と、更なる厳格な血圧コントロールが推奨されています。
高血圧治療ガイドライン2014、日本高血圧学会編より

健康診断で高血圧といわれたら春日部の大川医院 (ookawa-clinic.com)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)|大川医院 春日部 (ookawa-clinic.com)

大川医院院長 大川 修(おおかわ おさむ)
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
- 日本消化器病学会認定 消化器病専門医
- 日本肝臓学会認定 肝臓専門医
- 日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医
- 日本医師会認定 産業医